No.215 ダブルピース的パーソンセンタードケア③

みなさん
こんにちは!
デイサービスダブルピースの風間です。

ダブルピース的パーソンセンタードケアをお伝えしております。
この考え方は、
認知症ケア

に特化したものと言われていますが、
人と人との関係の中で、
ごく自然なことであるにも関わらず、
実は、意識しないと実践できないことと
私は考えています。

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看護学生に伝えたい
パーソンセンタードケア③
共にあること



【利用者様と職員】

1日型のデイサービスは7時間以上もデイに滞在します。
利用者様と職員は、『サービスを受ける人と提供する人 』という関係性になります。
しかし、ダブルピースでは、利用者様の間にスッと入り、会話やレクを共に楽しむことを大切にしています。

・編み物を一緒に行い、やり方を利用者様に教わる
・隣に座り、一緒に塗り絵を行う
・お喋りの輪の中に入る
などなど・・・
とても良い雰囲気が作られます。
若い職員だと、利用者様たちがとても可愛がってくださいます。



【利用者様同士】

側から聞いていると『噛み合ってないな・・・』と感じられる会話でも、
なるべく間に入らず、2人の会話を尊重します。
お互いに笑い合いながら、最後には辻褄が合っているのです。
利用者様同士が共にある関係性が構築されると、
認知症や難聴などは関係ないのだと感じます。


【利用者様全員】

ダブルピースでは、脳トレとして、五十音のカードを使い、言葉をリレー方式で答えていくゲームをしています。
答えが出尽くすと、みんな一生懸命考えます。
それぞれが同じ課題について考える時間を作り、答えが出ると、「わー!!」と盛り上がります。
「よく思いついたね!」「言葉を知ってるね~!」と互いに認め合う環境が生まれます。



共にあること
とは、ただ寄り添うのではなく、

ダブルピースにいる人々同士

信頼関係が構築できる

ように意図的な環境を作ることが重要だと考えています。