私の友人の話ですが、
ご家族が突然の急病に見舞われ、
生活が一変しました。
ご家族の回復への不安、面会、仕事、家族関係のバランス、経済的不安…
様々な心配事が降って湧いてきます。
こういう時は無駄な動きはせず、
ご家族の療養に専念することが多いのではないでしょうか?
そんな環境におかれると、
限られた人との接触しかもてなくなり、
自らの考え方も限られたものになってしまいがちです。
私が自分の病気が発覚した時、
随分色々なものを放棄してしまったと思います。
◆信頼できる人に話す
苦境に立たされると、
独りで考え込んでしまうことがよくあります。読書で他の考え方に触れたり、ネットで調べたりもできますが、あくまでもこれは
『インプット』
こういう時、何が重要か?
それは
『アウトプット』
です。誰かに自分の思いを
たくさん話すことです。
しかし、誰でも良いという訳ではなく、
信頼できる人に話すことで、
頭の中が整理できたり、
違う視点が得られたりします。
◆自分で変えられるものは何か?判断し、行動する。
病気や相手の気持ち、自然の動きなど、
自分以外のことは、自分自身では変えられません。自分の病気でさえ、気持ちをしっかり持とうとしていても、コントロールが効かないことが多くあります。
私の友人は、
『家族の病気はどうしようもない事実。
自分がこのまま狭い状態にいることが、
良い事だとは思わない』
と言い、
多くの人々がいるコミュニティに
自分の身を置くことを決めました。
そこには、
心が広く、優しく、逞しい人々がいて、
温かくも凛とした場が創り出されています。
信頼できる環境です。
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友人の姿を通じて、
一歩前に踏み出すことで、
自分が置かれている苦境に対峙する勇気が湧いてくるんだと、表情の変化から感じました!!
一歩踏み出さないのも自由。
そのままその狭い中に身を置くことを選択している場合もあると
私は思います。
時間(とき)は平等に与えられています。
その時間(とき)をどのように使いますか?