No.181 まずは『誰かのために』

M1グランプリも終わり、
一気に年末の雰囲気になってまいりました。

今年は新型コロナのパンデミックで
私たちの生活も大きく変わりました。

私自身、今年を振り返ると
個人事業主としての仕事が激減しながらも、
看護師の修行を続け、
自己資金を確保し、
『志』の実現に

全集中

できたと思っています。


環境が激変した中で『全集中』できたのは

『誰かのために』

からブレなかったからだと自負しています。


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【誰かのために~マスク作り~】

新型コロナの影響で、
マスクが店頭から消えた時期がありましたね。

買いだめしてあったマスクも残り30枚を切った頃、
フェルトで手作りしよう!と決め、
おしゃれマスクを作りました。
レースをつけたり、ゴムを可愛くしたり・・・

マスクを買うために寒い中行列ができて、
不織布マスクを何度も洗って、
マスクを着用できず、
申し訳なさそうに電車に乗る留学生がいて・・・
(持っていた不織布マスクを1枚あげました)

そんな人々の状況を知り、
時間も手間もかかるけど、
みんなに安価で譲ることにしました。
ほぼ材料費でしたが、
繰り返しご依頼してくださる方もいて、
大変喜ばれました。

さっき数えましたが、

ざっと100枚を超えていました。

マスク流通が復活するまで
作り続けました。



【誰かのために~ゼミの継続~】

私は銀座コーチングスクールの
駿河静岡校の代表をしています。
コーチングスキルを教えて5年が経ちます。
全クラスを終えた卒業生を対象に、
テキストをさらに深める
『テキストゼミ』
を毎月開催してきました。

実社会の中で、身につけたはずのスキルが
いつの間にかうまく使えていない・・・
忘れてしまって元のコミュニケーションに戻ってしまった・・・
など、
色々な声を聞いて、継続学習と実践がみんなにとって必要だと思いました。

セッション練習も含めて、3~4時間。
収入につながるクラス開講や
自分のコーチとしての仕事を入れず、
2019年2月から継続しています。
もうすぐ2年。
卒業生のフォローアップを続けています。



【誰かのために~テレアポ営業に助言~】

過去にもありましたが、
弊社ホームページを検索して
「コーチング事業を会社組織の福利厚生に」
というテレアポが何回もありました。

少し前も、今日もありました。

「御社のデイサービスやコーチングを
大手企業の福利厚生サービスにしませんか?
というご提案のご連絡です~~」

立て板に水のごとく、

とてもなめらかな口調で話されています。
先日は男性、今日は女性で両方とも若い方でした。
登録に年間50万ほど支払うというのが
ビジネス手法のようです。

私は彼女の話しを最後まで聴きました。
どんなことをお話しされるのかを把握しました。


とても上手に話す彼女。
しかし、
デイサービスが何なのか?
私が目指すコーチングとは何か?
全然理解しないまま
セールストークだけされていました。

デイサービスは介護事業であること、
利用者はケアマネジャーさんのケアプランのもと、
適切な介護サービスを受けられること、
また介護保険が使われること
よって、「大手企業への・・・」はトンチンカンであること、

これらをしっかりお伝えしました。

彼女は
『勉強不足でした。申し訳ありませんでした。』
話し始めて一番、誠意の伝わる声色でした。

私は、
「そうですね。福利厚生についてのプランニングを提案するのであれば、
しっかりその業界を勉強して知っておくことが必要でしたね。」

とお伝えし、

「大変ですが、頑張ってくださいね!」

と励ましの言葉を添えました。

テレアポに対して、こんなに時間をかけて、
馬鹿馬鹿しい一面もありますが(笑)

弊社ホームページが目に入ったことだけでも
私はありがたいと思うのです。
若い人が
『より佳く生きる』
フレーズを目にしてくれただけで
嬉しいのです。

彼女たちが
より佳い仕事ができるように

と願わずにはいられません.


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起業の先輩である母の教え
『損しても徳を取りなさい』

私の実践
『誰かのために損して徳を取る』

この5年間を振り返ると
『誰かのためは自分のためだった』
とつくづく感じます。

私のテッパンの成功法です♪( ´θ`)ノ