No.144 『古典からの示唆』第2章:愛し愛されたい欲望に向き合うこと

明日は特別スペシャルデーのバレンタインデーですね
先日、高級チョコレートメーカーGのショーウィンドウを覗きましたが、
女性客で大変混雑しておりました。
みなさん、真剣な表情でチョコを選んでおりました。



昨日から
人材育成の視点から
ヴァージニア・ヘンダーソンの
『看護の基本となるもの』
を読み進めてまいりましたが、

今日は第2章
ちょうどこの時期にマッチした内容が綴られております。

人材育成に限らず、
行動への強い動機付け(モチベーション)
への示唆が得られました。



【欲求の前提】

この書籍「看護の基本となるもの」は、
人間には基本的欲求があるという観点から論じられています。
ヘンダーソンは、この欲求を論じる前提として
欲望も無視できない
と述べています。


彼女の言う欲望とは、
愛と称賛、
社会生活における自己の有用性と相互依存性



この欲望と欲求の関係性を理解することは、
私達の行動の動機付けに非常に貢献すると考えました。



【愛し愛されたいための行動】

ヘンダーソンは、
「愛し愛されたい」と思う気持ち(欲望)は
ある場合、ある人々において
生存の欲求より強い。


と述べています。

ということは・・・
生存の欲求を凌駕するほどの
『愛し愛されたい』と思う気持ちは
様々な行動への強い動機付けになると考えられます。


『愛し愛されたい』と思う気持ちが無視されると
せっかくのバレンタインデーが、
『Gの高級チョコを買う』ことが目的になって
しまうことも懸念されると捉えることもできます。



【欲望は本音】

愛と称賛、
自己の有用性
相互依存性


について
自分にも、他者にも、
問いを続けることで

本音や本質にたどり着くと思います。

それは行動への強力な動機付け(モチベーション)
に繋がっていくと考えました。


【まとめ】


人の欲求の前提には
愛と称賛、自己の有用性、相互依存性
などの欲望が存在する。

欲望は時として欲求を凌駕する

欲望に向き合うことは本音、本質を明確にし、
強力な動機付けとなる。

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国生さゆりのバレンタインデーキッスが
今朝から脳内でヘビロテ中です(笑)