人には名前があります。
親から頂いた大切なアイデンティティです。
(*アイデンティティとは自己を確立する要素)
よって、
人の名前を覚えることは、
存在承認と言われていますが、
私は
『承認』
の第一歩だと思っています。
私の仕事はたくさんの方々のお名前を
『覚える』
ことが必要とされます。
「覚えるとき、どうやって覚えている?」
と尋ねられた機会があり、
考えてみました。
講座では島形式で座って頂くことが多いため、
手元のノートに
机の絵を書いて、
どこになんという名前の人が座っているか
書き込んでいきます。
グループワーク中の
机間指導の時も、
手に持って動きます。
誰がどんな意見を持っているか?
誰と似た意見で、
どんな共通点があるのか?
相手に最大の関心を払うわけです。
そうすると、自然にお名前を覚えていけます。
仕事なので、必死なのですが・・・
最近気づいたことは、
その人の名前を大切にし、
何か話しかける時も、
『◯◯さん、先日のお休みはどこに行ったの?
◯◯さん、海外旅行はどうだった?』
など、相手の名前を呼ぶように心がけていると、
自分の周りに自然に輪ができること。
相手の名前を覚え、名前を呼ぶことは、
承認の象徴
ですね。
それをすればするほど、
返報性の法則で
自分に返ってきます。
そのメッセージは
乱暴ではいけません。
美しい言葉で丁寧に表現された言葉を用いる必要があります。
名前を呼んでコミュニケーションを図ると、
承認が自分に返ってくる!
自分も周りも豊かにできますね。
常に美しく丁寧で豊かな言葉を使っていきたいものです。