前日と違って、夜の寒さも和らぎ、
満点の星空と月明りの中、
岩山に登りました。
前日からの
『Silence』
で誰とも言葉を交わさず、
黙々と登ります。
緩やかで、道がわかるうちは良いのですが、
いよいよ岩肌を登り始める頃から、
足場は滑り、岩が砕けます。
私の前を歩く男性はお年も私より大先輩のため、
登るのに大変そうでした。
後ろからその方の腰を支えたり、
私が前に出て、足場を確認して同じように付いて来てもらったり、
Silenceなので、行動で示しました。
ここなら安全だよ~~~
暗いし、岩肌は怖いし、
足場は砕けるし、
でも前に進まないと、頂上には行けません。
少しでも前に進みたい!!
進むしかない!!
まるで昨年の自分のようだと思いました。
全ての仕事を断らず、
全てを受けて、
とにかくやり切った自分。
しかし、体は悲鳴をあげていて、
意識消失で倒れたこと。
『かざまさん、死んじゃったかと思った・・・』
あの時の言葉が、
頭をよぎります。
よくがんばったな~
よくあれだけの仕事ができたな~
急に自分が愛おしくなってきました。
自分に〇をつけた瞬間でした。
そうだよね、
今、登っているように、
足場を確認しながら、
一歩ずつ
ゆっくり
ゆっくり
足跡を示しながら
歩めばいいんだ
そう思っていたら、
頂上に上がった誰かが(ガブリエラかな?)
手を差し伸べてくれて、
私もやっと頂上に到着
全員、丸くなって肩を組んで
ひとりずつ
頂上から大きな声で叫びました。
自分の国の歌を歌う人もいました。
叫ばない人もいました。
私は登っている時、巡らせた思いを
言葉にしました。
自分が決めた行動を信じます。
I am ジャパーーーーーーーン
~~~ジャパーーーーーーーン
自分の声が、遥か彼方の山から返ってきました。
あ、私の声だ!!
柴原さんに頂いた、お誕生日のメッセージに
「貴女のような人が、Japanと呼ばれるのでしょうね」
とあり、急に思い出し叫んでみました。
頂上からの眺めは壮大でした。
空には満点の星。
明るい月あかり。
すごい経験をした特別な夜でした。
この日みた夢は、
砂漠リトリートの拠点になっているゲルの入り口から
中に入るところの夢。
同じ場面が繰り返されていました。
不思議な夢。。。
ぐっすり眠った翌朝、
あ!!!
靴が破れている!!!!(◎_◎;)