Go for イスラエル!④

3月20日 夜。。。

前日と違って、夜の寒さも和らぎ、
満点の星空と月明りの中、
岩山に登りました。



前日からの

『Silence』

で誰とも言葉を交わさず、
黙々と登ります。

緩やかで、道がわかるうちは良いのですが、
いよいよ岩肌を登り始める頃から、
足場は滑り、岩が砕けます。


私の前を歩く男性はお年も私より大先輩のため、
登るのに大変そうでした。
後ろからその方の腰を支えたり、
私が前に出て、足場を確認して同じように付いて来てもらったり、
Silenceなので、行動で示しました。



ここなら安全だよ~~~



暗いし、岩肌は怖いし、
足場は砕けるし、

でも前に進まないと、頂上には行けません。




少しでも前に進みたい!!


進むしかない!!




まるで昨年の自分のようだと思いました。
全ての仕事を断らず、
全てを受けて、
とにかくやり切った自分。
しかし、体は悲鳴をあげていて、
意識消失で倒れたこと。


『かざまさん、死んじゃったかと思った・・・』


あの時の言葉が、
頭をよぎります。



よくがんばったな~

よくあれだけの仕事ができたな~


急に自分が愛おしくなってきました。


自分に〇をつけた瞬間でした。



そうだよね、
今、登っているように、
足場を確認しながら、
一歩ずつ

ゆっくり
ゆっくり

足跡を示しながら
歩めばいいんだ



そう思っていたら、
頂上に上がった誰かが(ガブリエラかな?)
手を差し伸べてくれて、


私もやっと頂上に到着



全員、丸くなって肩を組んで

ひとりずつ
頂上から大きな声で叫びました。


自分の国の歌を歌う人もいました。
叫ばない人もいました。


私は登っている時、巡らせた思いを
言葉にしました。




自分が決めた行動を信じます。
I am ジャパーーーーーーーン


   ~~~ジャパーーーーーーーン

自分の声が、遥か彼方の山から返ってきました。

あ、私の声だ!!



柴原さんに頂いた、お誕生日のメッセージに
「貴女のような人が、Japanと呼ばれるのでしょうね」
とあり、急に思い出し叫んでみました。



頂上からの眺めは壮大でした。
空には満点の星。
明るい月あかり。
すごい経験をした特別な夜でした。



この日みた夢は、
砂漠リトリートの拠点になっているゲルの入り口から
中に入るところの夢。
同じ場面が繰り返されていました。
不思議な夢。。。
ぐっすり眠った翌朝、
あ!!!
靴が破れている!!!!(◎_◎;)